私の知る限り、コミケはいつ開催されなくなってもおかしくないし、実際何度も開催中止の危機を迎えている。コミケは、別に公的なイベントでも大企業が綿密な準備の下開催しているものでもなんでもなく、コミックマーケット準備会という組織と、有限会社コミケットという民間企業が開催している、徹頭徹尾民間のイベントである。その開催規模の割りに、その開催基盤は信じられない程小規模だ。
それを、故米澤嘉博氏を始めとする、運営サイド・参加者サイド問わずたくさんの人々が、物凄い努力をしてきた結果として「かろうじて」今のコミケがある。それが私の認識である。それこそがコミケが「参加者全員によるイベント」である理由というものなのだろう。
そりゃそこらの同人イベントよりは遥かに建て付けは頑丈だろうが、何かしら大きな問題が起きたら、コミケは即存続の危機に晒される。コミケは、無くなり得るのである。
で。まあ偽札なんかは正真正銘の犯罪行為なのでまた問題が別かも知れないが、徹夜だ撮影だニコニコ動画実況だ何だといった迷惑行為については、おそらく上のような背景を知らないか、あるいは知っていてもなんとも思わないから出来るんだろうなー、と感じた。